外出前に天気予報で「降水量1mm」と聞くと、傘を持っていくべきか迷うことがありますよね。
そこで、降水量1mmがどの程度の雨なのか、また傘が必要かどうかについて解説します。
降水量とは
降水量は、雨や雪などが降った量を表し、気象庁では「雨が流れずにその場に溜まった時の水の深さ」と説明しています。
この量はmm（ミリメートル）で表されます。
降水量の測り方
降水量は「転倒ます型雨量計」という機器を使って測定されます。
この雨量計は、左右に二つの三角形の「ます」を装備していて、雨水が一方の「ます」に一定量溜まると重みで転倒します。
このときの転倒ますの容量は0.5mmで、転倒するごとに0.5mmの降水量が計測されるわけです。
降水量1mmとはどの程度？
参考までに1mmの雨が傘に当たった時の動画です。
降水量1mmは、雨水が地面に1mmの深さで溜まった状態を指します。
これは非常に軽い霧雨程度の雨量で、傘がなくてもそこまで困らない程度の雨です。
ただし、状況や個人の感覚によって傘を持つかどうかは異なります。
1mmの降水量の実感と傘の必要性について
1mmの降水量ってどのくらいの雨なのでしょうか？
天気予報でよく聞くアメダスとは、1時間に降る雨量を測るシステムです。
つまり、1mmの降水量とは、1時間に1mmの雨が降った状態を指します。
これは、1平方メートルの面積に1mmの雨水が溜まることを意味しています。
降水量が0～1mmの場合、実際には雨をほとんど感じませんが、1mmとなると徐々に地面が濡れ、長時間外にいると濡れてしまう程度の雨です。
降水量1mmの時、傘は必要？
降水量が1mmの際に傘が必要かどうかは、場合によります。
雨は予測不可能な要素が多く、始めは弱い雨でも次第に強くなる可能性があります。
特に、「ところにより」や「一時的に」といった表現がある場合、雨の強さが変わる可能性があるので注意が必要です。
安心して外出すると、思いがけず雨に濡れてしまうことも。長時間外出する際は折りたたみ傘を持つと良いでしょう。
一方、短時間の外出であれば雨具はそれほど必要ないかもしれません。
まとめ
「降水量1mm」という予報は、非常に軽い雨を意味します。
傘の必要性はその時の天候や個人の感覚に依存するため、自分の状況に合わせて判断すると良いでしょう。
降水量の測り方を知ることで、天気予報の理解が深まりますね。
