札幌から新千歳空港までのシーン別移動手段。電車・バス・車・タクシーの料金・所要時間を比較

旅行

札幌駅から新千歳空港までの距離は、高速道路を使うと約58kmで、所要時間は約55分です。

さて、どの交通手段が最も適切でしょうか?
急ぎの場合やコスパ重視などの場合別に解説していきます。

札幌駅から新千歳空港へは、高速道路の他にも一般道、JR、バスを利用することができます。

特に冬場は天候の影響を受けることが多いので、「遅れてしまった!」という事態を避けるためにも、どの交通手段を選ぶかは重要です。

札幌から新千歳空港への移動手段について比較した内容をご紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。

札幌から新千歳空港の交通手段比較

札幌駅から新千歳空港までの移動方法は5種類あります。

  1. 高速バス
  2. JR(快速エアポート)
  3. 車(一般道使用)
  4. 車(高速道路使用)
  5. タクシー

以下は各交通手段の所要時間と料金の比較です。

  • 高速バス: 1時間5分〜1時間20分、料金1,000円または1,100円
  • JR(快速エアポート): 37分〜39分、料金1,150円
  • 車(一般道): 1時間20分、ガソリン代のみ
  • 車(高速道路): 55分、料金1,430円+ガソリン代(札幌北IC利用時。札幌南ICだと1,010円)
  • タクシー: 約1時間、9,000円〜10,000円+高速代

高速道路を利用する場合は、深夜割引や休日割引が適用されることもあります。

高速バスとJR(快速エアポート)の料金はほぼ同じですが、JRの方が所要時間が短いです。

家族やグループでの移動には車を利用すると、費用を分割できて一番安くなります。

タクシーは、札幌と新千歳間で定額料金制を導入している会社が多く、荷物の移動も楽で空港まで快適に移動できるためおすすめです。

ひとりなら一番安いのは高速バス

所要時間は約1時間17分とJRに比べて少し長いですが、費用を節約できる利点があります。

一度座れば安心して大きな荷物も運べ、快適な旅を楽しむことができます。

札幌へのバス運行は「北都交通」と「北海道中央バス」の2社が行っています。

北都交通は札幌市内からの片道料金が1,000円で、時期によって割引や往復料金のお得なプランがあります。

一方、北海道中央バスの料金は札幌市内から片道1,100円、往復で2,100円です。

バスは札幌駅のバスターミナルの他、地下鉄大谷地駅やサッポロビール園からの便もあります。

新千歳空港1階には「北都交通」と「北海道中央バス」のバスカウンターが設置されており、ここでバスチケットを購入することができます。各方面のバス乗車券は事前に券売機で購入することも可能です。

早さを求めるならJRがいちばん

JR

快速エアポートは、だいたい12分ごと、毎時5本の運行があります。

通勤時間帯の朝と夜には「特別快速」列車が4本運行されており、これを利用すると札幌と新千歳空港間を最短33分で移動できます。

早朝のフライトの場合、余裕を持って間に合うように、札幌駅5:50発の「エアポート50号」が便利です。

新千歳空港の国内線出発・到着ゲートは駅の改札と直結しており、屋外へ出る必要がないため、非常に利便性が高いです。

通常の乗車券1,150円に加えて530円を支払えば、より快適な指定席Uシートを利用できます。大きな荷物も楽に収納できます。

JRは比較的時間通りに運行されることが多いですが、予定の時間ぎりぎりでの移動は避けた方が良いでしょう。

遅延も稀にありますので、余裕を持っての移動を推奨します。

ファミリーや友人同士でコスパがいいのは車

札幌駅周辺から新千歳空港まで高速道路を使う場合、札幌北ICから道央自動車道を利用し新千歳空港ICで降ります。

古いナビゲーションシステムを使っている場合は、千歳ICで誤って案内されることがあるので注意が必要です。

が、個人的には新千歳空港ICで降りるよりも、千歳ICがおすすめです。

到着までの時間はそこまで変わりませんし、
なにより空港に向かうまでの道の景色が奇麗なのは千歳ICからの道のりだと思います。最後に北海道らしい景色が堪能できます。

空港へ向かう途中で時間に余裕があれば

さっぽろ羊ヶ丘展望台やサンピアザ水族館、滝野すずらん丘陵公園などの観光地を楽しむなら、札幌南ICや北広島ICを利用するのが良いでしょう。

私がよく使うのは北広島ICです。ここへは国道36号を使ってアクセスします。

新千歳空港ICで降りた後は、道道1091号を進み、道道130号まで行きます。高速を降りてから空港までは約7分です。

一般道を使って移動する場合、国道36号を経由して新千歳空港まで約1時間20分かかります。

複数人で新千歳空港への移動を考えている場合、車が最もコスト効率が良い選択です。

レンタカーを利用すると、料金が少し高くなりますが、時間に制約されず自由に旅ができるので、レンタカーの料金はそれだけの価値があります。

冬期間は天候によって移動時間が予想以上にかかることがあるので、早めの移動をお勧めします。

予定時間の2倍かかることもあるため、注意が必要です。

新千歳空港の夕暮れ

札幌から新千歳空港までタクシーで快適に移動

新千歳空港への定額タクシーサービスを提供する札幌市内の13のタクシー会社を紹介します。

ほとんどの会社では事前の予約が必要ですが、当日予約も可能な場合が多いです。

ただし、特定の車種は数が限られているため、確実に予約したい場合は数日前の予約がおすすめです。

以下は各タクシー会社とその連絡先です。

タクシー会社TEL備考
MKタクシー011-777-5058接客がとても丁寧で嫌な気分になる事はないでしょう
北都交通011-290-4000
朝日交通0120-176-644
北海道交通グループ011-892-6000
ハートタクシー011-866-5432
SKタクシー011-761-6000
第一交通011-811-5151
ハロータクシー(日北交通)011-888-8686
ダイコク交通011-741-6000
協和交通011-875-1211
金星自動車011-881-8801
東邦交通011-662-1040
MID Travel011-668-5015高級車でリッチな気分を味わえます

札幌駅周辺から新千歳空港までの定額料金は、9,000円から10,000円程度で、各社の料金には大きな差はありません。

3人が90Lサイズのスーツケースをそれぞれ1つずつ持っている場合、大型車(約11,000円)が必要になり、さらに高速料金として約1,300円が加わります。料金は利用する時間帯によって変動することがあります。

MID Travelはアウディなどの高級車を利用しており、その料金は15,000円です。12人乗りの大型車の利用も可能です。

まとめ

札幌市から新千歳空港へのアクセス方法についての概要です。

選択肢にはバス、JR、自動車、タクシーがあります。

  • 一人旅の場合:所要時間の短さからJRを推奨します。
  • 費用を節約したい、または座席を確保したい場合:高速バスを利用することをお勧めします。
  • 家族やグループでの旅行:自動車の利用が便利です。
  • 小さい子供や高齢者との旅行:タクシーの利用が適しています。
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